街ぐるみでつくる「反うわさ戦略」 多文化共生社会を考える研修会

9月2日(水)@ラコルタ  

SIFAと市民公益活動センターの職員研修に近隣の国際交流協会が参加して、スペインのバルセロナとビルバオ2都市の「反うわさ戦略」を中心とした多文化共生施策について研究されている、一橋大学大学院在籍の上野貴彦さんからお話しいただきました。  

「反うわさ戦略」とは、街のなかに急激に増えた外国人とどのようにかかわり暮らしていくかを課題とする取り組みのひとつです。これらの都市では移民に関する否定的なうわさを打ち消す「反うわさ戦略」を実施し、新旧住民の間に大きな摩擦が起きるのを防いできました。移住者や少数者によってもたらされる文化的多様性を、脅威ではなくむしろ好機ととらえ、多様性を認め合い、前向きな交流を重視する『間文化主義』(インターカルチュラリズム)と呼ばれる考え方に基づき、共通の立場につなげようというのがこの取り組みです。行政、NGO、自治会、移民団体などが参加し、誰でも参加できる講習、祭り、図書館や美術館での企画、SNSの発信など様々な活動を行っています。研修会では、実際に使 われているグッズなどもご紹介いただきました。  

吹田市の在住外国人登録者数は2020年6月の統計で 5,582人。市全体人口に占める割合は1.5%であり、人数・割 合ともに増加傾向にあることから、SIFAも積極的に多文化共生関連事業に取り組んでいきたいと考えています。

Posted on 2020.10.12 in 事業レポート